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活性促進

『大学生が考える大学生のためのUMEDAI講座』
実施報告書

2019年2月6日~2019年3月27日に全8回のプロジェクトとして、大学生の企画・広報・運営による大学生がつくる『大学生のためのUMEDAI講座』を実施するプロジェクトを3名の大学生と行いました。

このプロジェクトは株式会社ワークアカデミーのことを大学生に深く知っていただくために実施、株式会社ワークアカデミーは大学の正課授業や資格とキャリアのスクールnoaの講座、企業研修等、独自の講座を企画・運営しており、そのノウハウを学生に紹介することで、参加した大学生たちが他の大学生に講座を提供することを経験していただくことを目的として行いました。

まず、2019年2月6日から毎週1回、6回に分けて講座の準備を行いました。最初は講座のテーマや、参加者の人数や内容の到達目標を設定しました。始めは学生がそれぞれやってみたいことは違いましたが、3名の意見を話し合うことで1つのテーマへとしぼりました。

目的や目標を設定した後は、講座の内容の決定、それに伴う講座運営、集客の3つを同時並行で進めていきました。今回のテーマは『私、先生になりたいんだっけ?〜学校教員だけじゃない教職の使い道〜教職を目指している大学1、2年生に4年生が伝えたいこと』としました。教職課程を取った先輩が免許を取るまでの経験を話し、現在、教員になりたくて教職課程を取っている人、なんとなく為になりそうだから取った人、なりたくて取ったけど教員という将来に悩み始めた人などに対しての講座を作成しました。

そして、2019年3月20日19:00から実際に作成した講座を大学生10名に受講いただきました。第一部は現職教員と免許取得者によるパネルディスカッション、第二部は、問題解決グループワークを実施しました。

第一部は、プロジェクトメンバーで免許取得予定である大学生1名と、免許取得をして現在高校の教員をされている方1名、免許を取得したものの企業へ就職した方1名にご参加いただき、3名のパネラーによるパネルディスカッションで、プロジェクトメンバー1名がファシリテーターを担当しました。実際に社会で活躍している方の話を身近で聞けることは参加者にとって非常に良い機会となっており、真剣にパネラーの話を聞いていました。

第二部の問題解決グループワークでは、実際に学校で起こりそうな問題を2つのグループに分かれて話し合い、全体で意見を共有しました。こちらも参加者が、前のめりになって課題に向きあっている様子が印象的でした。実際参加者へのアンケートで『参考になった。』『参加してよかった。』等のお声を頂きました。

講座を実施した1週間後、再び集まりプロジェクトの振り返りをおこないました。以下プロジェクト参加大学生の感想です。

  • 私がこのUMEDAI講座に参加する時は、自分にできるか不安で、『やります。』と言ったことに少し後悔していました。しかし、プロジェクトの雰囲気がとても良く、自分が意見を言った時否定する人が一人もおらず、むしろ肯定してくださり、すぐに自分の不安はなくなりました。その雰囲気のおかげで自分の意見を徐々に言えるようになりました。この2か月間で少し自分は自信がついたし、成長できたのではないかと思います。
  • 今回の講座を作るにあたって社会人の方と一緒にできたのは自分にとって大変貴重な機会でした。学生同士では多くのイベントを作り運営もしてきたけれど、社会人ならではの見方で意見がもらえる環境で活動したのは初めてで、就職活動中で来年社会人になる私には有意義なものでした。

以上のように当プロジェクトを通じて、プロジェクトメンバーや講座に参加した学生にとって非常に有意義な時間となりました。特にプロジェクメンバー自身から、『自信がついた、成長できたと感じる』という意見があったことが、非常にこのプロジェクトをすることに意義を感じることができました。

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