関西製造業の人材確保セミナー
~モノづくり産業の魅力発信と優秀な人材確保への取り組みについて~
開催
去る6月13日に、(一社)日本機械工業連合会大阪事務所主催「モノづくり産業の魅力発信と優秀な人材確保への取り組みについて~」というタイトルで、関西製造業の人財確保のセミナーが開催されました。
まず同志社大学商学部教授 関 智宏先生から「中小ものづくり企業の人材確保」と題しては基調講演を行っていただきました。
新しい世代の大学生が、ものづくり、中小企業に対してどのような思いがあるのか学生目線でのレポートを頂きました。
具体的な企業の取り組みについてや大学との親密なネットワークを作ることが学生確保の一助になることなどもお話しいただきました。
続きまして、(株)地域計画建築研究所執行役員 高野 隆嗣様より「関西地域機械産業の振興に向けた人財・人手不足等の現状と対応策に関する調査について」調査報告を行っていただきました。
関西地域機械産業の振興に向けた人財・人手不足等の現状と、対応策として大学生の人材確保について2018年度の調査から見えてくる実情をご報告いただきました。
機械産業における文系人材を取り巻く状況やマッチング重視型インターンシップの提案、文系人材の安定的確保に向けてのご提言など、より学生の実態に即したご報告に皆さん熱心にお聞きになられていました。
続きまして、施策紹介として近畿経済産業局地域経済課課長補佐 魚井佳代子様より「産業人材施策について」をテーマにご講演頂きました。
近畿経済産業局では学生の皆さんに地域の中小企業を知ってもらうために大学の授業の中で企業の社長に語っていただく「中小企業研究会」も実施していることを告知していただきましたのちに、ダイバーシティの実現に向けて現状をお話しいただきました。
新・ダイバーシティ経営企業100選や100選プライム、「なでしこ銘柄」といった取り組みのご紹介もいただきました。
最後に、(一社)未来教育推進機構より出会い×学びのUMEDAIプロジェクトのご紹介、経団連の新卒一括採用の廃止の方向性に伴い、今後のインターンシップの重要性をお話しいただきました。
インターンシップの取り組みに関してUMEDAIダイバーシティ推進プロジェクトマネージャーの柴橋とUMEDAI学生事務局の信原より、複数の大学生が集まり社会課題に学生が取り組む新しいインターンシップのご紹介をいたしました。